デザイン骨壷の蓋をしっかり閉めると密封状態になり、外気が骨壺内に入り込まなくなりますので、骨壺内の結露の心配はございません。
一般的な陶磁器製の骨壺ですと密封状態にはならないため、骨壺内への外気の出入りがあり、骨壺内に結露が発生する場合が考えられます。
結露とは、気温差により空気中に溶けていられる水分量(水蒸気の量)の差により発生します。
気温が高いと空気中に溶けていられる水分量は多くなり、気温が低いと少なくなります。この空気中に溶けて水分量を「飽和水蒸気量」と言います。
窓ガラスに水滴が付いたり、メガネが曇ったりすることも結露の一種です。
湿気の多い外気が冷えた窓ガラスやメガネのレンズで冷やされることで、空気中で溶けていられなくなった水蒸気が水滴となります。
密封されたデザイン骨壷(ソレアMサイズ)内の空気の量は、骨壷内部が空の場合でも最大980cc分の空気量になります。
仮に気温40℃・湿度100%のような環境で空のデザイン骨壷(Mサイズ)の蓋を閉めた場合、骨壷内で空気中に溶けていられる水分量は「0.05cc」となります。
つまりデザイン骨壷内の水蒸気がすべて水分になったとしても「0.05cc」の水分にしかならず、-30℃・-40℃といった低温環境下になっても、空気中に溶けていられなくなった水分は、無視できる量にしかなりません。
デザイン骨壷(ソレアLサイズ)の場合は(ソレアMサイズ)の約倍の骨壷内の空気量になりますので、約「0.1cc」となります。
骨壺内には遺骨が入りますので、上記の例よりも空気の量は減ることになります。また、気温40℃・湿度100%のような環境で骨壺の蓋を閉めることはありませんので、結露の心配はございません。
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